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【インフラのプロが語る!仮想化のススメ】
システムエグゼ インフラソリューション部の土谷美禄が、 「仮想化」の概念や起源を改めて捉えるとともに、その効果や影響について、様々な観点からご紹介致します。


皆さま、こんにちは。 株式会社システムエグゼ インフラソリューション部の土谷と申します。


◇第7回 サーバ統合のススメ(予告編)【 エグゼ通信70号】


ようやく都内でも梅雨明けが宣言され、夏本番となってきました。
最近のニュースの傾向として、地域別の最高温度の競い合いのように、温度計片手に汗を拭いながらアナウンサーが地方に派遣され、「暑さ自慢」を報道するシーンが多く見られるになりました。
もはや夏の風物詩ですね。
一昔前のサラリーマンが「今日の巨人どうだった?」という感覚に近く、 「今日の熊谷どうだった?ほぉ、今日は館林に負けたかー」って気にさせられてしまうのは私だけでしょうか・・・
別に応援しているわけではないですが、何故か熊谷には頑張って欲しいと思ってしまいます(笑)


サーバ仮想化と電子書籍の共通点

さて、アツイといえば、最近の新聞やメディアではLCC(Low Cost Carrier)やロンドンオリンピック開催などの様々なアツイ話題が目白押しですが、 その中でも、私の大注目の話題は「電子書籍」です。

電子書籍は2年前の2010年頃の初代iPadの発売と同時に、徐々に市場に注目されはじめ(電子書籍元年と呼ばれていました)、 今年は市場規模が更に広がるものと予想されています。
私は、元々iPadを購入する前までは、電子書籍といえば毎週WEBで配信される「キン肉マン(Ⅱ世)」くらいしか 身近なものはなかったのですが、iPad購入以来、急速に私のマイブームとして電子書籍が広がっていきました。

私は、自己所有の書籍を片っ端から電子書籍化する、所謂「自炊野郎(※1)」なのですが、電子書籍の良いところは、 「物理サーバの仮想化への移行(サーバ統合)」と同じで、物理的なスペースを削減できるところにあります。
私も暇なときに書籍の電子化を進めてきていて、「自炊野郎」として目覚めて3ヶ月程度たち、ようやく20冊ほどの書籍を電子化することができました。

電子化した書籍は用済みとなるので、心置きなく廃棄することができ、物理的な本棚のスペース確保をすることができます。
特にITの専門書籍や昔の資格書籍などは、本棚のスペースを大きくとっている(その上、殆ど読まない…(笑))ので、この辺りの書籍の電子化はスペース確保の効果が高かったです。

※1:「電子書籍 自炊」のキーワードで検索をかけてみてください


電子書籍リーダーが続々登場

冒頭の世間をアツクしている話題として、電子書籍を読む端末(電子書籍リーダー)が、 今後本格的に普及してくるのでは・・・ということで、電子書籍界の「黒船」と呼ばれているamazon のkindleや、 楽天が最近買収したkoboなどが、現在注目されています。

現在の電子書籍を読む為の端末としては、大きくiPadやGalaxy Tab などの汎用タブレット端末か、 kindle や Sony Reader などの電子書籍専用端末の2分化されますが、電子書籍を読むという役割に特化した部分で、 後者の専用端末の方が、圧倒的に使いやすいと思います。

1)普段からの持ちやすさ
重さが200g を切るので、軽くて邪魔になりません。ちなみにiPadは600g程度あります…

2)バッテリの持ちの良さ
専用端末は1ヶ月くらいバッテリが持ちます。汎用端末はモノと使い方によりますが、10時間程度でしょうか…

3)目に優しい
専用端末は、紙に書かれた文字と同じような感覚で文字が表現されるE Ink を採用しています。
周りが暗いと文字が読めませんが、直射日光があたる室外であっても読書可能です。
汎用端末はバックライトでモニタ自身が発光する為、長時間の読書には目が疲れやすく、不向きです。



また、電子書籍専用端末には無線LAN機能が標準で搭載されている為、ネットワーク経由で書籍をダウンロードすることが可能となっています。
実際には、使ってみないことには電子書籍専用端末の良さ(悪さ)は分からないと思います。
ソニーストア(銀座、名古屋、大阪)では、 電子書籍専用端末(Sony Reader)の1週間無料レンタルというサービスをやっていますので、ご興味があれば、利用されてみてはいかがでしょうか。
私もレンタルを利用しましたが、良さを体感できた反面、使いづらさや改良の余地を感じるところもありました。購入を検討されている方は、一度試してみることをオススメします。

現在、E Ink方式を採用する電子書籍専用端末は、殆どが白黒画面のみです。近い将来、カラー版に対応した専用端末が本格的に普及してくると予想されています。
今回発売が発表されている楽天のkoboは白黒のみで、kindle については、詳細は現時点で不明です。
今後はカラー版に対応したE Ink方式を取る電子書籍端末が発表されるようになってくると、汎用端末を巻き込む形で、タブレット界の新たなシェア争いが勃発しそうな予感がしています。

さて、本題の「仮想化への移行」について…


さて、前置きはさておき、本コラムは仮想化をテーマにした内容でテーマを厳選し、皆様に話題をご提供させていただいておりますが、 今回のコラムは、冒頭に出しました「物理サーバの仮想化への移行(サーバ統合)」をテーマに執筆したいと思います。
・・・が、前置きに力を入れすぎた(私の思い入れが強すぎた…)為、少々、トーンダウンしてしまいそうなので、サーバ統合のススメ(本題)については次回ということで。
前置きだけで終わってしまいコラムの主題としては、まさに「本末転倒」でした・・・
本の話題だっただけに・・・



第6回へ戻る  第8回へ続く

「インフラのプロが語る!仮想化のススメ」バックナンバー

第1回「仮想化ってなに?」

近年、急速に広まっていった「仮想」という言葉。まずはその起源について、仮想化の歴史と共に振り返ります。

掲載:2012年1月25日発行 / エグゼ通信64号

第2回「仮想化環境のバックアップについて ~1~」

仮想化環境を選定する際の必要事項の一つが「バックアップ」です。リスクに対する対策について、バックアップ方式の概要と共にご説明します。

掲載:2012年2月23日発行 / エグゼ通信65号

第3回「仮想化環境のバックアップについて ~2~」

仮想化環境選定に欠かせないバックアッププラン。今回は、VMwareのData Recoveryというバックアップツールについて、メリットとデメリットを徹底解説!日々の安定したシステム運用に必要な機能とは?

掲載:2012年3月28日発行 / エグゼ通信66号

第4回「仮想化環境の可用性 ~1~」

仮想化環境における最大のリスクとは?今回はリスクに備えたシステム構築について、「可用性」をポイントにいくつかの事例を交えてご紹介します。

掲載:2012年4月25日発行 / エグゼ通信67号

第5回「仮想化環境の可用性 ~2~」

前回に引き続き、「仮想化環境の高可用性」についてご紹介します。仮想環境のクラスター化を実現するポイントとは? また、vSphere HA のメリットと課題についてもご紹介します。

掲載:2012年5月30日発行 / エグゼ通信68号

第6回「仮想化基盤パッケージ「VBase(ブイベース)」について」

仮想化環境でシステムを運用していく上で、必要な要素とは?当社の仮想化環境構築パッケージ「VBase(ブイベース)」をご紹介しながら、仮想化のポイントをおさらいします。

掲載:2012年6月27日発行 / エグゼ通信69号

第7回「サーバ統合のススメ(予告編)」

『サーバ統合のススメ』とありますが、今回は閑話休題。電子書籍元年と呼ばれた2010年から2年、続々とリリースされる電子書籍リーダーを比較してご紹介いたします。

掲載:2012年7月31日発行 / エグゼ通信70号

第8回「サーバ統合のススメ(本編)」

最終回の今回はサーバ統合についてお話します。サーバ統合の目的とメリット、サーバ統合の代表的な失敗パターン、サーバ統合の注意点等と合わせ、サーバ統合で最も大事な点をご紹介。
年初から続いた連載、総まとめです!

掲載:2012年9月26日発行 / エグゼ通信72号

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